インターネットで葬儀社を探す時のコツを記しておきます。[日刊葬儀新聞社] |
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(1)葬儀の形式 ・まず、「宗教葬(仏式・キリスト教・神式)」か「無宗教葬(音楽葬・自由葬)」なのかを決める必要があります。 ・原則:故人が生前に信仰していた宗教・宗派に合わせましょう。 ・例外:先祖代々のお墓に納骨する場合は、菩提寺に合わせましょう。 ・無宗教葬なら、伝統的な葬儀の知識はもちろん、現代葬儀の感覚に理解・対応できる高度な知識と経験がある葬儀社を選ぶ必要があります。 (2)葬儀社を探す (ⅰ)インターネットで情報を検索しましょう。 ⇒【全国葬儀社一覧はこちら】 ・まず、近所の葬儀社を探します。 お住まいの「都道府県別」、次に「地域別(市区町村)」から、お近くの葬儀社を探します。 ・次に、各葬儀社の「信念・モットー」などを読んでみましょう。 葬儀は、形式も大事ですが、その形式の中に含まれている「心」をどれだけ葬儀社が理解しているかが、いい葬儀を行ってもらうには重要です。 (ⅱ)葬儀社の特色から選ぶ 各葬儀社は、それぞれ特色を持っています。故人や遺族のこだわりを理解してもらえる葬儀社を選ぶことができるかが、いい葬儀を行ってもらうには重要ですが、特色から葬儀社を選ぶのも一つかもしれません。 たとえば、 【生花祭檀のパターンをたくさん持っている葬儀社】 【音楽葬・生演奏などを用意できる葬儀社】 【ホテル葬・お別れ会に対応できる葬儀社】 【社葬など大規模葬に対応できる葬祭ディレクター1級のスタッフがいる葬儀社】 【環境にやさしいエコ葬儀などに知識がある葬儀社】 【市民葬・区民葬に対応できる指定葬儀社】 【家族葬・直葬に対応できる葬儀社】 【格付ランクが高い葬儀社】 【独自の形式・作法(キリスト教式・神式)に対応できる葬儀社】 【料金が明確な、生協の葬儀サービス】 【JA農協の葬儀サービス】 などでしょう。 (ⅲ)料金が明確か ・セット料金に、何が含まれるかなど ホームページ上にしっかり掲載されているかをチェックしておきましょう。 ・祭壇や棺などは、価格が異なる様々なオプションがあります。最低限のものだけでなく、上位ランクの祭檀・棺などをあらかじめホームページ上に掲載し、「その時には追加料金がいくらかかります」 と掲載されている葬儀社は、明朗会計の葬儀社と言えるのではないでしょうか。 ・また、ホームページ上に見積書の例などが掲載してあるときには、評価が高いと思われます。 ・その時には、「葬儀一式」ではなく、細かい項目の内容明細があるかなどがポイントです。 ・ 後から、見積書と異なる請求がどうしても発生してしまった場合などに、何にいくらかかったのか、どの部分が変更されたかチェックすることができるからです。トラブルを防ぐためにも必要でしょう。 (ⅳ)返礼品と料理 ・葬儀について一番気になるのは「祭壇」「返礼品」「料理」だと思います。 ・通夜や葬儀告別式では、遺族はなにかと忙しいでしょうし、返礼品や料理の用意は、一般的に葬儀社にお願いするものです。 ・したがって、その葬儀社がどのような返礼品を用意できるか、料理はどのくらいの種類の中から選べるか、をチェックしましょう。 ・通常、厚いカタログがあり、問い合わせればそれを郵送 持参してくれると思われますが、あらかじめホームページ上に掲載されているかをチェックしましょう。 (v)ご遺体搬送サービス ・霊安室に安置されたご遺体は、すぐに自宅や斎場・安置施設に搬送しなければなりません。まだ葬儀社が決まっていなければ病院が葬儀社を紹介してもらえるかもしれませんが、料金がかかります。 ・しかし、無料でご遺体搬送サービスをしている葬儀社・互助会があります。 ・ご遺体の搬送は、「一般貨物自動車輸送事業」の認可を受けていないと行えません。 ・この時点で、そのような認可を受けている葬儀社に、葬儀をお願いする前提で搬送してもらうのも、一つの方法です。 (ⅵ)葬儀の事前相談 ・最近では、事前相談を受け付けている葬儀社がほとんどです。 ・「まだ、死んでいないんですか?」「死んでから連絡ください」 そんなことを言う葬儀社はいないと思いますが、もしそんなことをいう葬儀社がいたら、悲しいことです。 ・遺族の想いに共感してくれる葬儀社が一番です。 そのためには、各々の葬儀社の「葬儀に対する信念・モットー」などを読んでみてください。 ⇒【全国葬儀社一覧はこちら】 |