[葬儀]
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「家族葬は、『家族装=エンディングウエアー』で」~最後の身支度に、巡礼の白装束が嫌われる理由 2013/1/29 10:00配信~「AETERNA」~電話番号:03-3791-1826
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日本葬祭アワード2012大賞(主催:日刊葬儀新聞社)は、亡くなられた方の最後の身支度となる「エンディングウエアー」を開発・販売する「AETERNA」が受賞した(代表:高橋信子社長 住所:東京都渋谷区恵比寿南3-10-14-515)。 家族の想いを込めたデザイン これまでの日本の伝統的葬送文化においては、亡くなった方に、下記のような、いわゆる「死装束」を着させてきた。白を基調とすることから「白装束」とも言われる。
伝統的死装束 この白装束は、四国巡礼などにも用いられる装束であり、人は亡くなると、「巡礼の旅」に出るという仏教的思想に由来するものだ。しかし、現代人にとっては、映画やテレビドラマの影響から、古くは『切腹』する際の衣装という印象が強く、自ら命を絶った方の「覚悟の衣装」というイメージを持つ方も多くなってきたのである。 そこで最近では、仏教式の葬儀でも、生花祭檀の時などには、エンディングウエアーと呼ばれるドレス風の装束を選ばれるご遺族の方が増えてきたという。残された家族が、お婆ちゃん・お母さんを葬送する時に、最後まで美しくあるために着せたいとの思いからのようだ。エンディングウエアーは、音楽葬や無宗教葬といった特殊な様式で葬儀を行う場合だけでなく、全体の9割以上を占める仏教式葬儀でも、見受けられるようになってきた。 エンディングウエアーは、生前に自分で最後に着る物を用意しておくという贅沢品というイメージでとらえられてきた。しかし、今日では、ささやかながら、「家族からの感謝の気持ち」を表すものとして用いられるようになり、急激に広く認知されてきたのである。 家族の絆が希薄になってきた現代、誰にもみとられることなく孤独死し、腐乱するまで気づかれない、 そんな状況を、特別なものではなく身近に感じる時代になってきた。 「家族」とは、普段は『煩わしく・うざったい』ものなのかもしれない。家族を作りたくないという若者も増えている。しかし、家族は、「家族を作り、そして家族を育て、繋がっていくもの」だ。 もっとも、忙しい現代人にとって、祖父母や親から与えられた恩は、子に返せばよく、元気に生きていさえすればいい。山田洋次監督の最新作映画、小津安二郎監督作品のリバイバル「東京家族」をご覧になられた方も多いかもしれないが、親孝行などしようと思っても空回りするのが関の山だ。介護サービスなどを上手く活用し、自分たちの生活を優先すればいい。 しかし 葬儀は、家族なくして自らは存在していなかったことを、認識させられる最大の機会の一つである。この親がいたから、自分はここにいるということを感じる時なのだ。 喪主として葬儀を務めることは、大変な労力を使うが、このとき「親孝行」をする機会が初めて与えられる。「親孝行したい時分に、親はなし」という故事・ことわざがあるが、このことを言い表しているのかもしれない。 「お疲れさん。もう俺の・私の世話はしなくてもいいから。ひとりでやっていけるから。どうか休んでくれ。 そんな気持ちになるものである。これが親孝行だ。 ところが、今から巡礼者として苦しい修行の旅に出発してくれ、というのは、どうしても解せない。この点でも、仏教の理論は古くさく、現代にいきる私たちの姿とかけ離れてきてしまったのではないか。神は、そこまで人間に苦難を与えているとは思えない。 「世話になった。可愛がって育ててくれてありがとう。生きている間は照れもあって洋服の一つもプレゼントしたことはなかったけど、天国へ上がるのに、天国のイメージに合うドレスを、最後にプレゼントしたい。恥ずかしいが最初で最後の私からの服のプレゼントです。おめかしして、神か仏か天使かわからないが、そのもとに行って、これからは楽(ラク)をしてくれ。」 エンディングドレスには、そんな子から親への想いが込められている。 「エンディングドレス」が、今後ますます家族葬のスタンダードとして活用されることを願う。 「家族葬は、『家族装』で」 そんなことを思う、すばらしい葬送アイテムである。
リヤドロの姉妹ブランドNAO http://naoporcelain.co.jp/ 「天使のお祈り」 リヤドロ(LLADRO)とは? スペイン製の世界を代表する陶器人形メーカー。『家族の愛』や『天使』をイメージした優しい表情・しぐさを表現した人形として有名。 ※日本葬祭アワード大賞の記念品は、受賞商品・サービス決定後に、その販促に役立つものを選定し御贈りさせていただいております。
上記「日本葬祭アワード大賞受賞 エンディングウエアー」に関するお問い合わせは、下記から。 お問合せは、下記に必要事項をご入力頂き、御送信下さい。 会社名 御担当者名 フリガナ 郵便番号 都道府県 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 新潟県 長野県 富山県 石川県 福井県 愛知県 岐阜県 静岡県 三重県 大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 御住所 メール アドレス 確認の為、もう一度入力して下さい。 電話番号 FAX番号 URL 種別 購入 商談 その他 お問い合わせ 内容 「次へ」をクリック頂くと、確認画面が表示されます。まだ送信されておりません。 その後下部の「送信」をクリックください。これにより販売者にメールが送信されます。 お問い合わせを頂いても1週間以内に下記販売者よりご連絡がない場合は、 メールシステムのサーバートラブルやブラウザー障害などが考えられます。 お手数をおかけいたしますが、お電話で下記番号にご連絡いただくか、 日刊葬儀新聞社宛てにメールにて funeral@recordasia.net ご連絡ください。