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お墓参りに行って気づいた点 |
・参拝者が高齢化→孫がお墓参りに来るようなところを見たことがない [60歳代男性]
・墓が歯抜けになった。前にあった墓がなくなっている。
→後継者がいない(少子化)、無縁仏の増加 [60歳代女性]
・寺院墓地だが、供物が禁止されている [30歳代男性]
・墓のリニューアル(リフォーム)が増えた [40歳代男性]
・墓地の周りにあった花屋が減った [40歳代男性]
・墓参りの回数の減少 [20歳代女性]
・墓参りの代行を使う人が増えた [40歳代女性]
・新規墓地区画が売り切れていない←霊園の定期収入が減るから継続経営に不安を感じる。 [40歳代男性]
・僧侶の高齢化・後継者不足←墓地の維持に不安 [30歳代後半男性]
・お墓が清掃業者によって綺麗になった。寺が依頼している [30歳代後半男性]
・僧侶が彼岸に家を訪問してこなくなった [30歳代後半男性]
・線香着火装置が各自持参するようになった。束のまま一気に火をつけることができる装置。新聞紙で火をつけるのは火事になる危険を危惧して、少なくなった。 [30歳代後半男性]
・今まで無縁墓があったものが整理されなくなっていた。墓不足ゆえ、分譲されていた。 [70歳代女性]
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[日刊葬儀新聞社編集部より] ・参拝者が高齢化→孫がお墓参りに来るようなところを見たことがない [60歳代男性]
お孫さんたちも、忙しい世の中で、お墓参りに行く時間もなかなかないのでしょうが、今後の墓制度がこのまま続くのか、墓地埋葬法は、犯罪の抑制になっているわけで、不安ですね。
・墓が歯抜けになった。前にあった墓がなくなっている。
→後継者がいない(少子化)、無縁仏の増加 [60歳代女性]
お墓は、使用権を買っているだけで、管理費や寄付を払わなければ更地になってしまうということは、机の上の知識では分かっているわけですが、現実にご近所さんのお墓が無縁仏となり更地になっている姿をみると、悲しいですね。
・寺院墓地だが、供物が禁止されている [30歳代男性]
衛生上や野生動物の被害を防ぐために、禁止することが合理的なのでしょうが、お墓参りに故人の好物を持って行って供えたい、そんな気持ちを育むことも大切なのではないでしょうか。優しい人間が増えるはずです。寺院がその人間教育の義務を果たしてこなかった責めは非常に大きい。
・墓のリニューアル(リフォーム)が増えた [40歳代男性]
先祖代々のお墓を残しながら、お墓をリニューアルするのは、エコ的でもありますね。
・墓地の周りにあった花屋が減った [40歳代男性]
お花は高いのでなかなか買えなくなったこと、お墓参りの回数が減ったことが原因でしょうが、お花屋さんがないから、花を買わなくなったということも言えますね。墓地の周りには、お花屋さんがあってほしいものです。故人が好きだった花を、いつもの花屋で選んでお供えしたい、そんな習慣を大切にしたいものです。
・墓参りの回数の減少 [20歳代女性]
お墓参りの回数が少なくなるほど、生きている者が今を一生懸命生きていると、天国からあたたかく見守ってくれていることを願っています。
・墓参りの代行を使う人が増えた [40歳代女性]
お墓参りの代行の一番の役目は、お墓のお掃除ですね。決して供養を代行するというわけではありません。そのように考えると、お墓参りの代行を使うのに、引け目を負うこともなくなると思います。
・新規墓地区画が売り切れていない←霊園の定期収入が減るから継続経営に不安を感じる。 [40歳代男性]
郊外の霊園が、売れていないようですね。原因は値段と自宅からの距離。割安な公営霊園・近場の寺院墓地が人気のようです。郊外型の霊園は、もっと付加価値をつけるべきです。
・僧侶の高齢化・後継者不足←墓地の維持に不安 [30歳代後半男性]
なるほど。これは深刻ですね。一般に寺院墓地は、歴史があり今後も続くとされ安心感があったのですが、そういうわけにもいかなくなったということでしょう。
・お墓が清掃業者によって綺麗になった。寺が依頼している [30歳代後半男性]
寺の仕事はお掃除のような気がしましたが、清掃業者に依頼するお寺も増えてきたのですね。綺麗なら、なんでもいいとも言えますが、お寺さんには、しっかりしてもらいたいものです。
・僧侶が彼岸に家を訪問してこなくなった [30歳代後半男性]
お盆やお彼岸には、僧侶が各檀家のお家を回ってお経を唱えるものでしたが、費用もかかりますし、難しいところですね。
・線香着火装置が各自持参するようになった。束のまま一気に火をつけることができる装置。新聞紙で火をつけるのは火事になる危険を危惧して、少なくなった。 [30歳代後半男性]
便利な時代です。
・今まで無縁墓があったものが整理されなくなっていた。墓不足ゆえ、分譲されていた。 [70歳代女性]
そういうものなんでしょうか。さみしいですね。「使用権」という概念をもう一度見直さないと、寺や霊園の存在意義まで失われる重大な問題のような気がします。しっかり取材したいと思います。
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