子供・孫の教育~読書の勧め方「多読と精読」

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top > 社説・論説 > 2013年02月09日付配信01号



孫の教育 「読書の勧め方~多読と精読」

  お子さんやお孫さんに、「たくさん本を読みなさい」と教育する親御さんがいる。

  しかし、このことは、読書の勧め方として、あまり的を射た言葉ではない。
  読書には二つの仕方があると言われている。
  一つめは、じっくり一冊の本を読む仕方だ。これは「精読」と呼ばれる。 一冊の本をじっくりと何度も読むことだ。
  もう一つめは、さっと何冊もの本を読む仕方だ。これは「多読」と呼ばれる。 早いスピードで何冊もの本をぱっぱと読むことだ。

  小学生から高校生ぐらいまでは、本と言えば教科書が主なものとなろうから、じっくり「精読」する機会が多いはずだ。 したがって、多くの本をさっと素早く読むのではなくて、一冊の本をじっくり読むことをすすめるのが、教育としては正しいような気がする。 大学生や大人になると、雑誌やビジネス本・ハウツー本など、一回読めば足りるような本を読む機会が増える。これらは「多読」でいいのだ。

  もっとも、「精読」は根気のいることであり、最初のページから30ページぐらい読み進めると飽きてしまい、投げだしてしまうことも多い。
  そこで、意味は分からなくても、目次などを参考にしながら、最後までさっと目を通し、それを何度も繰り返していくうちに、目で見た残像が頭に残り、 2回目・3回目となると、難しい内容もだんだんわかってくる、そんな読み方がある。 速読法などのセミナーに通うと、そのような読み方を教えてくれるのだが、 日本の教育は、小さいころから、この精読と多読の中間に位置する速読術を教えるべきだと思う。 学校で、この速読法を教えてくれることは、今のところは、まず期待できないので、親や祖父母が教えればいい。 間違いなく、成績は上がり、読書が好きな子となり、人生の目的である自己発見が、早い時期ですることができるので、その後の人生が迷いなく過ごせることだろう。












 
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